ロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術

Robot-Assisted Laparoscopic Partial Nephrectomy: RAPN

腎臓機能を保ちつつ腎がんの治療を行なう、体に優しい手術です。

画像診断の発達に伴い、超音波検査や CT スキャンなどによって初期の段階で偶然に発見される腎癌が増えています。ロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術では、拡大3D画像,自由度の高い鉗子で腎の切除・縫合を行えるため、腫瘍の制癌性は保ったまま,腎機能を温存する低侵襲手術が可能です。

緻密な画像構築による綿密な手術計画によって、安全な手術を目指します。

順天堂医院では2012年より先進医療としてロボット支援腎部分切除術を行なっており、特に画像支援と融合したprecision surgeryとして国内外でも最先端の治療を行なっています。2016年4月からは健康保険の対象として手術を行なっています。これまでに約90例のロボット支援腎部分切除術を行っており、その症例数は国内でもトップクラスで全国の医療施設からの紹介も広く受け入れています。

手術前のシミュレーション

手術後の創部

担当医:磯谷周治

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